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糖尿病とがん

監修:国立がん研究センター中央病院  総合内科・歯科・がん救急科 科長 大橋 健先生

手術前


と、手術に関連したさまざまなトラブルにつながります。そのため、手術前には糖尿病治療を強化し十分に血糖値を下げることが必要になります。(経口血糖降下薬からインスリン治療への切り替えや、すでにインスリンを打っている方も1日2回注射から4回注射への切り替えなど)
 

手術前の血糖コントロールの目標値を【表】に示します。安全な手術を受けられるように、この数値を目安にコントロールが強化されます。

経口血糖降下薬→インスリン 1日2回→1日4回
[表  手術前の血糖コントロールの目標]
血糖値 空腹時血糖100~140㎎/dL または、食後血糖200㎎/dL以下
食後血糖 160~200㎎/dL
尿ケトン体 陰性
尿糖 1+以下、または尿糖排泄量が1日の糖質摂取量の10%以下

 

引用:日本糖尿病学会編. 糖尿病専門医研修ガイドブック.改訂第5版.診断と治療社,2012,285


また、糖尿病を長く患っている患者さんは、糖尿病細小血管合併症(糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害)、動脈硬化性疾患(心筋梗塞、脳卒中など)などの合併症をもっていることが少なくありません。進行した網膜症があると、急激な血糖コントロールの改善により悪化してしまうことがあります。合併症がある場合には、より慎重な判断が必要になります。手術前の糖尿病のコントロールの仕方については、糖尿病の主治医とよく相談しましょう。
 



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