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低血糖を正しく理解しよう

~低血糖と、その存在を知るために役立つ持続血糖測定(CGM)のおはなし~

低血糖はなぜよくないの?

監修:東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科
西村 理明 先生

低血糖があると、短期的にも長期的にもさまざまな弊害を起こします。

短期的な弊害
生活の質(quality if life:QOL)が低下する

低血糖症状が起こると、日常生活の中で行動が制限されたり、意欲がなくなったり、QOLが低下するようになります。
 

血糖コントロールがうまくいかない

血糖値が下がると、体内で血糖値を上げるホルモンが増えて、逆に高血糖が助長されることがあります。また、低血糖を恐れるあまり、薬やインスリンの量を減らしたり、ついつい食べ過ぎてしまったりして、治療効果に悪影響が出ることもあります。
実際に低血糖の回避行動をとってしまう糖尿病患者さんは少なくありません。
 

グラフ:患者の低血糖に対する恐怖心と回避行動
長期的な弊害
心血管疾患が起こりやすくなる

低血糖があることによって、不整脈、狭心症、心筋梗塞などの病気が誘発される、あるいは悪化することが報告されています。
 

認知障害が起こりやすくなる

低血糖により、認知機能が低下することが報告されています。
 

血糖値を記録して、低血糖になりやすい時間やパターンを予測しよう

血糖値を記録し、低血糖になりやすい時間や原因を把握することで、次の低血糖を予防することができます。
自分の血糖値の特徴を理解することで、より良い血糖コントロールにも結びつきますので、血糖値を記録してみましょう。

 


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