Go to the page content
3 min. read
3 min. read

九州レポート2014

【佐賀】健康アクション21 歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー in 鹿島 を終えて

 
発酵食品の町である佐賀県鹿島市にて健康アクション佐賀21糖尿病ウォークラリーが10月19日(日)に開催されました。佐賀県は5つの地区に分けられ、毎 年開催場所をその5つのエリアでローテーションをする為、市街地のコースを念入りに下見して実施しなくてはなりません。更に5年毎に各担当地区の医療ス タッフは別のコースを歩きたいという要望がここ10年近く有り、結果として各地区にてA市で行う事もあれば、隣のB市で行うといった事になり、直近8年で 8か所もコースを新たに作成するという大変熱心なウォークラリーを行っております。

今回の見所は、幸姫酒造でノンアルコールの甘酒(発酵食品)を試飲したり、重要文化財の旧乗田家住宅で茅葺きの武家屋敷を見学し、そして肥前浜宿という昔ながらの白壁塗りの建築物を通り、最後に祐徳稲荷神社という日本3大神社で幸せを祈願するというコースでした。
祐徳稲荷神社では108段の煩悩の数だけの階段があり、脚力上問題の無い 方だけ本殿まで登るのですが、登らなくても1万歩前後の非常にウォークラリーとしては長い距離のコースです。しかしながら参加者によると“もっと歩きた い”という声も有るようで、健康への高いモチベーションも感じましたし、またモチベーションの低い方は、そういう方に感化されるのではないかと期待してお ります。
ウォークラリーの見所がとても多く、佐賀在住の方でも、沢山の方に“楽しい”と言って頂けたのは、企画した甲斐がありましたし、反対に毎年コースを変えて、ただ歩くだけでなく、楽しみポイントを作るというのは企画側としては大変な事でも有り、プレッシャーでも有ります。

今回は外部ゲストとして、発酵食品の鹿島市公認のキャラク ター・”COBOたん”がお越しになりました。また鹿島の発酵食品が健康に与える影響を地元の赤門堂(和菓子店)の福山さんからレクチャー頂きました。そ の中で塩分との関係もあるので血圧についてもお話頂きました。珍しい内容の為、普段の糖尿病教室でも聞いた事が無い内容で良かったと思います。その他、バ ンコ椅子と野点傘と緋毛氈(赤い布)のお茶会セットを設置して、嬉野抹茶を頂き、同時にお茶の心得のあるスタッフから作法も教えて貰う事が出来る催しも致 しました。

また今回のウォークラリーは、医療関係者以外の参加者が昨年少なかった 為、一般参加・患者参加を増やす為に、佐賀新聞、フリーペーパー3誌、民間放送のサガテレビ、ケーブルテレビ7社、市報19市町村に渡り告知し、市町村の 健康増進課のご協力で佐賀県全土の市町村からもポスター掲載・告知を頂き、尚且つ直前でしたが高齢者のウォーキングサークル500名程にも告知致しまし た。結果、今年は104名の一般・患者関係者の参加となり大変盛況でした。来年からはこれらの広報活動を活かし、更に事前の準備を行い、一般参加者を募りたいと考えております。
最後に健康啓蒙活動の一環として、今回の幹事の筒井さん、小池さん、小野さん、中島さん、古賀さんを初め、多くの医療関係者からサポートを頂いた事にこの場を借りて御礼申し上げます。
 

【長崎】第14回長崎県糖尿病ウォークラリー大会 実施報告

 

2014年5月11日(日)に長崎県にて第14回目となる糖尿病ウォークラリーを開催しました。場所は前回に引き続き長崎水辺の森公園で行われました。


今回は一般参加者87名とボランティアスタッフ47名の計134名にご参加いただきました。ウォーキングだけでなくミニゲームやクイズ、糖尿病専門医による青空教室などを通して、糖尿病治療への意識および知識をより一層高めていただけたのではないかと考えております。


前日まで雨の予報でしたが、一転して大会当日は強い日差しの中での実施となりましたが、無事に終了しました。
 

【熊本】第18回 歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリーin熊本

2014年10月19日(日) 熊本市水前寺江津湖公園

実行委員長: 矢野 まゆみ 先生(もりの木クリニック)


今年で18回目を数えるウォークラリーですが、晴天にめぐまれ最高のウォーク日和でした。
初めて水前寺江津湖公園を舞台とし、参加者は195名、医療スタッフ61名、コアスタッフ9名、総勢265名と、過去最高のご参加を頂きました。
熊本市水前寺江津湖公園は、熊本市民の憩いの場として広く使われております。江津湖に詳しい小林さんのお話を開会式で聞き、ますます江津湖についての理解 を深めてから公園内を歩きました。チェックポイントクイズも例年よりもレベルを上げ、難しい問題も多く設定しましたが、その分みなさんが江津湖について考 えることとなり、まさに歩いて学ぶウォークラリーになったと思います。
また、理学療法士のみなさんによるゴール後の患者会同士の横のつながりを強化するイベントも初めて実施しました。アンケートによれば、また来年も参加したいとの感想が多く、このイベントが大きく寄与していたものと思われます。


今年も大きな事故もなく無事にウォークラリーを開催することが出来ましたことをご報告します。

こんなページを見ています

 

JP23CD00115