糖尿病について徹底解説。血糖値・HbA1cから
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臼田先生 7年前に10日ほどの教育入院をして頂いた時は、HbA1c値が12%もあったのに、今では5.7%ですね。

堀さん 血糖値が高くてどうしようかと思っていた時、先生に出会いました。教育入院で自分の生活習慣を見直して、いかに自分の生活習慣がよくなかったのかを学びました。入院中に、献立を書いたり、エネルギーを計算したり、食事の管理は具体的にこうすればよいということがよくわかりました。

臼田先生  患者さん自身の気持ちを変えて、自己管理をしてもらうというプログラムに、熱心に取り組まれた賜物ですね。モチベーションが変わったでしょう?

堀さん  そうです、なんてたくさん食べていたのだろうと(笑)。1日3食摂ることや野菜の重要さもわかりました。何より先生に最初にお会いした時、「長生きしたいでしょ?!」って言われて、「はい、もちろん!」と答えたのをよく覚えています。

臼田先生 GLP-1受容体作動薬を使って3年になりますね。

堀さん はい。お蔭様でHbA1c値も安定しています。

臼田先生 堀さんは肥満もなく、日本人に典型的な2型糖尿病だと思います。ちょうど、自己管理がきちんとできてきた頃でしたね。インスリンの働きが落ちかけていたので、すい臓を守るためにも、当時登場したばかりのGLP-1受容体作動薬が合うのではないかと思って提案しました。

堀さん 私が使っているGLP-1受容体作動薬は1日1回の注射なので、生活の中に組み入れやすかったです。職場では、まだまだ糖尿病への誤解や、注射薬への好奇の目があるのが現状です。だから家で1回注射すればよいGLP-1受容体作動薬は使いやすかったですね。

臼田先生 低血糖を起こすこともないでしょう?

堀さん はい、以前のお薬では低血糖を起こしたことがありました。ブドウ糖は手放せませんでしたけど、今ではその心配がありません。GLP-1受容体作動薬で、血糖コントロールは安定していますし、低血糖もない。まさに先生が仰ったように、上手に自分の体が管理できる薬!だと思いました(笑)。

臼田先生 思ったとおりでよかった。堀さんの体と薬の力が相まって高め合う、よい相性だったのですね。今は運動も始められましたね。

堀さん 以前は全然運動はしませんでした。時間がない、忙しいからと思っていましたが、先生やスタッフの皆さんのお話を聞いて、考え方が変わりました。薬さえ飲んでおけばよいという気持ちもずいぶん変化しました。今は地域で夜、ビーチボールバレーとヨガを週に1回、毎週交互に楽しんでいます。

臼田先生 楽しそうですね。最近、特に活き活きとして表情が明るくなったと思っていました。益々若返ってきれいになって!人生をエンジョイしていますね。私も見習いたいですよ(笑)。

堀さん 先生は患者さんに合うお薬の使い方が上手(笑)。私の体と生活に合うお薬の使い方がすごいって思いました。

臼田先生 そういう風に言われると、とってもうれしいです。堀さんのような生き方が、他の方へよい影響をおよぼしてくれるといいなと思います。好きなことをして、前向きに生きるための健康管理。これが伝わってほしいですね。

堀さん 10年後、20年後も元気にしていたいです。元気で長生きしたいなと思います。

自己管理や意欲、
薬のよさを引き出してあげたい

臼田 里香 先生
富山県立中央病院 内科(内分泌・代謝)部長
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医・指導医・評議員
患者さんのモチベーションをアップするにはチーム医療が重要。患者さんを薬の効きやすい状態にしてあげたい。そういう土台があってこそ、薬の力が活かせるはず。少ない言葉の中に、愛情と励ましをぎっしりつめて与えて下さる先生。

 

糖尿病治療も人生も
前向きに行かんまいけで
(…しましょう」の方言)

堀 真知子 さん
2型糖尿病をGLP-1受容体作動薬で治療中。診察時に臼田先生からかけてもらう言葉が、一つひとつ胸に響く。心配して注射のたびに、声をかけてくれるご主人。よい薬に出会ってよかったと一緒に喜んでくれる、その優しさと理解に感謝。30代後半を筆頭に3人のお子さんがいるとは思えない若さと美しさも兼ね備えた女性。

監修 内潟 安子 [ 創刊によせて ]
東京女子医科大学
東医療センター 病院長

編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
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