糖尿病について徹底解説。血糖値・HbA1cから
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糖尿病は上手にコントロールしていけば、糖尿病ではない人と同じように生活することができます。そのためには、まず、患者さん自身が糖尿病やその治療について、正しく理解することが大切です。そして、家族や身近な人にも、それらを理解してもらうことは、精神的なサポートになります。また、低血糖を起こした時などに、適切に対処してもらうこともできます。

 

  1. 血糖値とインスリン分泌の関係を知りましょう
    (基礎分泌と追加分泌:図)
  2. インスリン分泌が、どの程度保たれているか知りましょう。
  3. 食事内容と血糖値の関係を知りましょう。
  4. 運動と血糖値の関係を知りましょう。
  5. インスリンの効き方や持続時間などの、特徴を知りましょう。
  6. 低血糖の症状、低血糖になった時どうすれば良いかを知りましょう。

患者さんの年齢、職業、家族構成、糖尿病の合併症、シックデイなどにより、サポートの方法は様々です。

  • 精神的なサポートはとても大切です。
  • 低血糖に備えて、対処方法を聞いておきましょう。
  • 小さいお子さんや、高年齢の場合には、インスリンの単位を確認した方が安全です。
  • インスリンの打ち忘れ、特に就寝前に基礎インスリンを補充するための中間型インスリンや、持効型溶解インスリンを打たずに眠ってしまうことがあるようです。「打った?」と声をかけてあげるとよいでしょう。
  • また、発熱やお腹の調子が悪くて、あまり食事を食べられない時でも、基礎インスリン分泌もほとんどない患者さんの場合には、中間型インスリンや持効型溶解インスリンは、きちんと注射する必要があります。このような時も「打った?」と声をかけてあげてください。

 

 

  • 低血糖の症状は程度により異なります(あくび、無気力、冷や汗、意識喪失、異常行動、昏睡など)。
  • 患者さんが「いつもと違う」と感じたら、低血糖を疑ってみましょう。
  • 相手に関心を持ち、見守ってあげることが大切です。

 

砂糖(ブドウ糖)や飴など、すぐに血糖値が上がるものを摂ります。摂取できない時には、グルカゴン注射をする方法もあります。グルカゴン注射の方法を習得しておきましょう。

砂糖(ブドウ糖)や飴など、すぐに血糖値が上がるものを摂ります。摂取できない時には、グルカゴン注射をする方法もあります。グルカゴン注射の方法を習得しておきましょう。

 

糖尿病患者さんは自己注射や自己血糖測定ができても、血糖値を良好に保つためには、数々の努力が必要です。毎日努力を続けている患者さんのために、身近な方はぜひ思いやってあげてください。その気持ちが精神的な支えとなり、何より糖尿病患者さんの力になると思います。

 

東京女子医科大学糖尿病センター
佐中 眞由実

 

 

次回は「インスリンを勧める理由」をお届けします。

監修 内潟 安子 [ 創刊によせて ]
東京女子医科大学
糖尿病センター センター長

編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
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