糖尿病について徹底解説。血糖値・HbA1cから
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  • 血糖値が下がると、まず発汗、手・指のふるえ、動悸などが現れます。放置して、さらに血糖値が下がるとめまい、意識がうすれる、けいれんなどが出てきます。
  • 糖分を補給すると、血糖値は上昇し、低血糖の症状はなくなります。
  • 低血糖になると、脳は危険を察知して、血糖値を上げるホルモンを分泌するように指令を出します。
  • 一旦血糖値を上げるホルモンが分泌されると、逆に半日程度は血糖値が下がりにくくなります。そのため、薬が十分効かなくなり、血糖コントロールが悪くなってしまいます。

 

 

  • 夜間低血糖は、夜中の2~3時頃に起きやすく、それをきっかけとして、肝臓からブドウ糖が放出されるため、明け方以降に血糖値の上昇が起こります。
  • 朝の空腹時の血糖値が高い場合は、夜間低血糖が起きている可能性があります。朝のインスリン量を増やすと、今度は昼間に低血糖を起こしやすくなりますので注意が必要です。
  • 逆に夜中の低血糖を心配し、インスリン量を減らすと、血糖コントロールが悪くなります。
  • 早朝空腹時血糖値のばらつきが大きい方は夜間低血糖の可能性があるかも知れません。

 

 

まずは、生活スタイルを見直し、低血糖を予防しましょう。
次々と新しいインスリンが登場してきているので、低血糖を起こさずによりよい血糖コントロールが達成できる時代になりました。
患者さんそれぞれのインスリン分泌量や生活スタイルに合わせた薬を使うことで、目標の血糖コントロールを手に入れやすくなっています。低血糖が気になっている方は、ぜひ主治医にご相談下さい。

東京女子医科大学 糖尿病センター
岩﨑 直子

 

 

次回は「様々な注射薬」をお届けします。

監修 内潟 安子 [ 創刊によせて ]
東京女子医科大学
糖尿病センター センター長

編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
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