糖尿病について徹底解説。血糖値・HbA1cから
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糖尿病の食事療法では、良好な血糖コントロールを保つために、3つのポイントがあります。 適正なエネルギーを摂取、規則正しい食生活、そして栄養のバランスです。

 

 

適正な1 日の摂取エネルギー量は、年齢、性別、身長、体重、日々の生活の過ごし方などにより、一人ひとり異なります。適正なエネルギー量がどのくらいなのか、主治医と相談して確かめてみましょう。

 

生活や就労スタイルの多様化で、規則正しい食生活を送ることが難しい時代になっています。1日2食の方、朝や昼に比べて、夜の食事にボリュームが偏る方もいらっしゃるでしょう。無理なく、バランスのよい食事を実践するためには、1日の食事を振り返る必要があります。そこから、生活スタイルに合う食生活を考え直すことが大切です。

 

食事のバランスは栄養価だけでなく、量や質も含まれます。簡単に食事のバランスと内容を確認するために、食品交換表を活用すると便利です。
食品交換表では食べる量をはかる「ものさし」として、1 単位=80kcal としています。
主治医から指定された1日の摂取エネルギー量から単位算出し(1,600kcal なら20 単位)、1日に必要な単位を指示通り表1 から表6 に配分すれば、自然にバランスのよい食事が実践できます。

ちょっとした工夫で規則正しい、バランスのよい食事ができるようになります。食事療法に迷ったら、遠慮なく主治医や管理栄養士に相談してみましょう。

 

1日の単位の配分例:1,600kcal/ 炭水化物55%の場合

 

東京女子医科大学病院栄養管理部
管理栄養士(糖尿病療養指導士)
柴崎 千絵里

 

日本糖尿病学会編・著「糖尿病食事療法のための食品交換表」に関する記載・記述については、一般社団法人日本糖尿病学会の引用許可を得ています。転用などを行う場合は必ず、該当する部分のデータあるいはプリントアウトを添付するなどして、同学会の引用許可を得てください。



日本食をはじめアジア伝統食は食物繊維が豊富です。栄養指導には「食物繊維をよく摂りましょう」の一言が加えられます。
食物繊維の代表、小麦のふすまが便秘によいことは古代ギリシャの時代からわかっていたそうです。腸の蠕動(ぜんどう)運動を盛んにし、便通をよくする他に、消化管内の水分保持、脂肪やコレステロールの吸着、食後の血糖上昇やコレステロール値の抑制も起こすと言われます。
さらに、最近、食物繊維がどうして体によいのか、新しいことがわかってきました。
以下、DIABETES NEWS 145号(2015年3/4月)1ページから抜粋して、書きます。


 

2013 年にユネスコ無形文化遺産として認められた和食。和食を楽しみ、そして、しっかり食物繊維を摂りましょう。

 

東京女子医科大学糖尿病センター
センター長 内潟安子

 

参考 内潟安子:DIABETES NEWS No.145 2015 March/April 東京女子医科大学糖尿病センター
http://twmu-diabetes.jp/network/d01/

 

監修 内潟 安子 [ 創刊によせて ]
東京女子医科大学
糖尿病センター センター長

編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
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