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デルフィーヌ アルドウィニさん

デルフィーヌさんは、フランスに住む1型糖尿病の患者さんです。2009年の3月から2010年の2月まで、一年間かけて、夫のクリストフさんとそして「友だちである糖尿病」と「ワールド ダイアビィーティス ツアー」を行い、世界各国を旅しました。
 このツアーの期間中、デルフィーヌさんは各国の糖尿病患者さんと交流をすすめました。糖尿病とともに生きる人々の大きなコミュニティーを作り、情報や考えを共有することで、支え合い、力強く生きられると考えるからです。 日本には、2009年の6月に来日し、旅のスタート地であるインドやネパールでのトレッキングなどについて、現地の素敵な写真を交えてお話しいただきました。

この旅(ワールド ダイアビィーティス ツアー)の目的

 世界中を旅することが私の夢でした。糖尿病である私にとって長期にわたる旅は困難ではないかという声もありましたが、「一度きりの人生、糖尿病であるこ とを理由にあきらめるのではなく、夢の実現にむけて前進していこう!」と思い、今回のワールド ダイアビィーティス ツアーをスタートさせました。夫のクリストフも同じ考えで賛成してくれました。夢の実現のため、そして、「糖尿病であることが、様々な活動の障壁にならな い」ということをみなさんに伝えるためにも、この旅を無事にゴールさせたいと思っています。
 

チャレンジングだったネパールでのトレッキング

 都市部を離れた山岳地帯に行くことは、私にとって大きなチャレンジです。旅をスタートさせてすぐにネパールのムスタングという地域でトレッキングをしま した。4,000mを超える高所でのトレッキングですから、インスリンの単位はどうするのか?食事の量はいつもと同じでよいのか?体調に気を配り慎重に毎 日を過ごす必要がありました。この経験で自分自身と糖尿病についてもっとよく知ることが出来たと思います。
 

旅のゴール後。次の夢について

 この旅のゴール後、次の私の夢は子供を産むことです。今は自分ひとりの血糖コントロールを考えれば良いですが、妊娠すればお腹の赤ちゃんのことも考えなければなりません。糖尿病を持つ女性としてもぜひチャレンジしたいですね。

日本の糖尿病患者さんへのメッセージ

 たとえ糖尿病であっても、またどんな病気であっても、夢を持って生きることが大切です。
私の糖尿病とのつき合いは15年になります。糖尿病を発 症した時はつらい気持ちになりましたが、新しい出来事に前向きにチャレンジし、その経験から学ぶことで自分は前進してこれたと思っています。自分の病気に ついてよく学び、うまくつき合っていくことで、みなさんの持つそれぞれの夢を叶えていって欲しいと思います。


2009年3月14日に母国フランスを出発。インドからスタートしたワールド ダイアビィーティス ツアーはネパールを経て、5月 タイ→6月 カンボジア、ベトナム、日本→7月 モンゴル→8月 中国、バリ(インドネシア)→9月 オーストラリア→10月 イースター島、チリ→11月 ボリビア→12月 ペルー→2010年1月 エクアドル→2月 フランスに帰国

World Diabetes Tour のブログ (仏語)
http://worlddiabetestour.over-blog.com/

 

デルフィーヌ アルドウィニさん プロフィール


1978年4月28日生まれ
1994年11月に1型糖尿病と診断される。
2000年にパリXI大学(生物学&生理学)を卒業後、カナダに留学し食物化学、食物学や栄養学を専攻。その後マルセイユ大学(DESS)で、マネジメントとヘルスマーケティングの学位も取得。
2002年にダノンで働き始め、栄養学、グリセミックインデックスや体重管理等のプロジェクトを担当する。

 デルフィーヌさんはこれまで、2007年11月、ネパールの標高5416mのアンナプルナへの旅で13日をかけて250kmのトレッキングを行っ ています。ネパールへの旅の準備として、数ヶ月前にチェニジア南部の砂漠の只中を6日間かけてトレッキングしました。また、フランス糖尿病患者協会 (AFD)でのダイビングのクラス、ハーフマラソン、テニス、モダンジャズダンス、オフロードバイク、2005年にはパタゴニアで最初のトレッキングなど も行っています。
 



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