ジャスティン モリス
Justin Morris
[日本語テキスト]
*本動画はジャスティン モリスさんの個人的な体験に基づくもので、個人的な見解や感想を述べています。全ての糖尿病のある方を代表するものではありません。
こんにちは!ジャスティン モリスです。母国のオーストラリアに戻りました。
戻ってきて自転車に乗ったりビーチに行ったり、温かい気候を楽しんだりしています。ミシガンでは経験できなかったことです。
調整中ですが とても具合がよく、糖尿病の管理に期待がもてます。
オーストラリアに戻って常に感じていることは、母国に戻って自分がいかに安心していられるかということです。
安心するにはいくつか方法があります。自転車に乗るときはヘルメットをかぶり、自転車にライトを付けるので、車は私がどこにいるかが分かります。自分は大丈夫だと安心できるので、頑張って特別なことにチャレンジできます。
糖尿病も同じです。
この国では安心して糖尿病の管理に取り組めます。必要なインスリンと血糖測定器が手に入りますし、必要ならば優れた医療を受けることもできます。課題もありますが
のびのびと頑張って、人生を最大限楽しむことができます。
世界中のどこでもそうであるとは限りません。日本では糖尿病とともに生きる人たちへのサポートが充実しているので頑張れます。
でも疑問が生じたり、人生の選択肢を見直したりするときには「安心できる仕組み」について考えてみるとよいでしょう。
オーストラリアには「安心できる仕組み」があるので、自由に夢を追求し やりたいことは何でもできます。
自分自身に疑問が生じる場合は「安心できる仕組み」について考えてみてください。
どうすれば安心できるか?
何かほかに糖尿病の管理に使える手段はあるか?
医療従事者からのサポートをもっと充実させることはできるか?
地域のコミュニティからのサポートをもっと充実させることはできるか?
こういったものが私たちに安心を与えてくれます。
安心したら力を発揮できますし 力を発揮すると、糖尿病の管理と生活の両面で成長できます。
私の場合は周りの人たちや家族
友人、自分のお手本となる人たちが安心を与えてくれているので、私自身もほかの人たちに安心を与え、やりたいことをやれるよう後押しすることができます。
糖尿病とともに生きる生活が整えば安心が得られ、求める結果を得ることができ、ほかの人たちに良い刺激を与えることができるでしょう。
あなたもほかの人たちに安心を与えることができるのです。
飛行機に乗っていて誰かほかの人を助けるには、その前に自分自身が酸素マスクを付ける必要があります。自分が安心できれば周りの人たちに、色んなことをしてあげて助けることができます。
とにかく私たちは「糖尿病に関わるチーム」という、同じチームのメンバーですから。
皆さんを歓迎します。
血糖値をチェックしてインスリンを注射する以外にも、人生でやれることはたくさんあります。
素敵な場所は山ほどあります。興味がある方のために
ご紹介しますと、私はオーストラリアのニューサウスウェールズ州サウスコーストにある、ジェリンゴンという小さな町にいます。
シドニーから2時間ほど南です。美しいですよ。ここにいて幸せです。
年内に日本でお会いできればと思います。
[字幕テキスト1]
糖尿病を持ちながらも安心感を持つことを可能にするもの
- インスリンの入手方法
- 血糖値の測定
- ヘルスケアへのアクセス
- 身体に良い食べ物
- 充実したサポートネットワーク
[字幕テキスト2]
糖尿病を持ちながらもでもSTRETCH(成長)を可能にするもの
-
モチベーションを高める
- サポートネットワーク
- 冒険する
- 周囲からの励まし
-
情熱
- ロールモデル
[字幕テキスト3]
糖尿病とともに生きていく際の成長ライン
安心感
-
インスリンの入手方法
- 血糖値の測定
- ヘルスケアへのアクセス
- 身体に良い食べ物
成長
ストレッチ(成長)
- モチベーションを高める
- サポートネットワーク
-
冒険する
- 周囲からの励まし
- 情熱
[英語テキスト]
Good day! It’s Justin Morris here.
I’m back in
my home country, Australia.
It’s been awesome to be back here, done some bike riding, been to the beach, enjoyed some warm weather, which we weren’t able to experience back in Michigan.
Coming home, it’s been an adjustment, but it’s been really good, promising things for my diabetes management.
One thing that stuck in my head about returning back to Australia is
how much safer I feel in my home country. There are a number of things
we can do in life that make us feel safe. When I go for a bike ride, I
wear my helmet, I put lights on my bike, so cars can see where I’m
riding, and that makes me feel confident that I’m going to be okay,
and then I can extend myself to do extraordinary things.
The same thing goes here. In this country, I feel safe with my
diabetes management. I have access to the insulin I need, I have
access to the blood glucose monitoring systems I need, I have access
to good healthcare if I needed, so then I’m free to extend myself and
get the most out of my life despite my challenges.
Now this isn’t the case everywhere in the world. I know in Japan, we
have good support for people with diabetes, so that you can extend
yourself. But when you are in a space of doubt, or you are
reconsidering your options, your ability in life, it pays to have a
look at what your safety mechanisms are.
For me, in Australia, I’ve got those safety mechanisms, so I feel
free to pursue my dreams and do everything I wanted to be.
Well, if you are doubting yourself, have a look at your safety
mechanisms. What can you do to feel safe? Is there some more
management tools you could use for your diabetes? Is there some more
support you can get from your healthcare providers? Is there more
support you can get from your local community? All these things make
us feel safe. When you’re safe, you feel like you can stretch, and
when you stretch, that’s when you can grow, both in your diabetes
management, and with everything in life.
One of the things that make me feel safe is the people around me, my
family, my friends, my role models, and now I feel safe, I feel like I
can help them feel safe in pursuing whatever they want to do. So, if
you feel like you have your diabetes life sorted, you feel safe,
you’ve got the results that you need, then maybe you could be a source
of inspiration for someone else. Maybe you can be someone else’s
safety.
It’s like on the airplane where they remind us that we need to take
our own oxygen mask before we could help someone else. If you feel
safe, you’ve got lot to offer and help bring up the people around you.
After all, as with diabetes, we are all members of the same team, The
Diabetes Team.
It’s great to have you onboard, and there’s plenty more to get out
of life than checking blood sugars and doing insulin injections.
There’re heaps of cool places to check out. If you’re interested in
where I am at, I’m in a small town called Gerringong on the South
Coast of New South Wales in Australia, about 2 hours South of Sydney.
It’s beautiful. I’m happy to be here.
I hope to see you in Japan later this year.
10歳で1型糖尿病と診断されたジャスティンさんは、人生の夢と目標を見失いかけていましたが、糖尿病対策を目的に自転車競技を始め、プロのサイクリストの道へ進むきっかけにもなりました。ロードレースのプロサイクリストとして5年間を過ごし、競技と糖尿病のコントロールを両立させながら世界の5大陸を転戦しました。その間の競技生活から多くのことを学び、競技の中でも外でも困難に対処していく経験と知恵が身に付いたと語っています。
その後、プロ選手を引退してオーストラリアのマッコーリー大学を2015年に卒業し、心理学と教育学の学位を取得しました。大学在学中には、学業だけでなくスポーツ競技でも優れた成績を収めた学生に贈られる「ブルース・アワード」を授与されました。現在もチームSubaru-marathonMTB.comに所属してマウンテンバイクのマルチデー自転車レースに出場しており、変わらぬ健脚ぶりを発揮しています。クロコダイル・トロフィー、シンプソン・デザート・バイク・チャレンジ、パイオニア・イン・ニュージーランド、モンゴル・バイク・チャレンジの各レースで表彰台入賞を果たしています。
2011年からは、自転車競技経験をもとにした情報発信を開始しました。希望と力を与え、逆境を克服するメッセージを世界中の人々に発信し続けています。
連絡先:
Twitter: @JustinMorrisTT1
Instagram:
@justinmorrismdog
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/justin-morris-3a71b4a7/www.mindmatterscoach.com
JP24CD00050