スロージョギング®とは?
隣の方と話ができるくらいの疲労をためない速度で走ります。誰でもラクに!楽しく!ニコニコペースで走るジョギングです。スロージョギング®を継続して行うと、生活習慣を予防改善し、スリムな体型になり、体力もつき、数ヵ月後には素敵な自分に出会えます。
※スロージョギングは、一般社団法人日本スロージョギング協会の登録商標です。
身体活動を高めることによって様々な疾患を改善・予防することは重要であるということは知られています。厚生労働省調査によると私たちは1日7000歩から8000歩歩いています*1。歩数計を持って今よりもう2000歩、歩くとHbA1cにすると約0.7%下がる*2という結果もあるようです。2000歩は約20分位です。まとめて20分でなくても細切れでも大丈夫です。自分の将来の為に、健康づくりに一日一万歩を目指してまずは歩いてみませんか?
時間が無い場合やもう少し運動効果をあげたい場合にはウォーキングの2倍の効果がある*3というスロージョギングという方法もあります。
スロージョギング® を始めよう
スロージョギング®・ステップのすすめ
加齢に伴い、生活習慣病の発症や有酸素能力 (スタミナ)
や筋力、バランス能力が低下します。元気で自立した生活を送るためには、これらの体力要素を維持する必要がります。
「スロージョギング®」、「にこにこステップ運動®」を実践し、生活習慣病の予防改善、有酸素能力・下肢筋力の向上を目指しましょう。
詳しい実践方法はこちら
まめ知識
内臓脂肪、歩けば燃焼
内臓脂肪はメタボをはじめ生活習慣病のもととなる諸悪の根源。内臓脂肪から分泌される悪玉ホルモンのTNF-αがインスリンの効きを悪くしたり、血管の炎症を引き起こしたりして、動脈硬化や糖尿病につながります。
1日300キロカロリー消費が目標
1日1万歩を理想だとするのには根拠があります。「健康日本21」によると、体重60kgの人が時速4キロ、歩幅70センチで10分間(1000歩に相当)歩くと、消費エネルギーは30キロカロリーとなる。米国などで1日当たり300キロカロリーを消費する身体活動が推奨されていることから、1日1万歩という計算になる。JR東京駅や小田原駅の階段には段数とカロリー消費の関係が記され、歩く人の指標となっています。
3kg減で効果
ウオーキングの”果実”として体重が減り、しかも、体重を3kg減らせれば、血糖やコレステロールなどの値が有意に改善されることが厚生労働省研究班の調査結果で示されました(平成23年公表)。研究班の班長を務めた、あいち健康の森健康科学総合センターの津下一代センター長は「ウオーキングは工夫して継続することが大切だ」と指摘しています。
参考:産経2016.7.5(火)
■日本糖尿病協会Facebookページ
https://www.facebook.com/nittokyo/posts/1196026167085467:0
スロージョギングについては2015年 さかえ1月号から12月号連載紹介されています。
さかえ 2015年1月号 さかえ 2015年2月号 さかえ 2015年3月号
さかえ 2015年4月号 さかえ 2015年5月号 さかえ 2015年6月号
さかえ 2015年7月号 さかえ 2015年8月号 さかえ 2015年9月号
さかえ 2015年10月号 さかえ 2015年11月号 さかえ 2015年12月号
※本記事が掲載されている月刊誌「さかえ」は日本糖尿病協会が発行する糖尿病の専門誌です。
糖尿病のある方に本当に必要な情報をお届けしています。詳しくは下記サイトにてご確認ください。 https://www.nittokyo.or.jp/modules/sakae/index.php?content_id=1
参考
*1:http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/b2.html
*2:May 4, 2011, Vol 305, No. 17
Clinical Review | May 4,
2011
Physical Activity Advice Only or Structured Exercise
Training and Association With HbA1c Levels in Type 2 Diabetes A
Systematic Review and Meta-analysis
Daniel Umpierre, MSc; Paula
A. B. Ribeiro, MSc; Caroline K. Kramer, MD, ScD; Cristiane B. Leit?o,
MD, ScD; Alessandra T. N. Zucatti, PED; Mirela J. Azevedo, MD, ScD;
Jorge L. Gross, MD, ScD; Jorge P. Ribeiro, MD, ScD; Beatriz D. Schaan,
MD, ScD
*3:北嶋康雄ら:ランニング学研究25:19-27.2014
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