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糖尿病とともに生きる-連載ブログ第36回:周囲の人々ができる手助け

[日本語テキスト]

*本動画はジャスティン モリスさんの個人的な体験に基づくもので、個人的な見解や感想を述べています。全ての糖尿病のある方を代表するものではありません。

こんにちは ジャスティン モリスです。今月アメリカに戻りました。息子のブルーニーの最初の誕生日が近づいています。昨年親になって、人生で最も素晴らしく、やりがいのある体験をしています。

人生で価値あるものは一人で達成できるものではありません。この体験を通じてパートナーや友人や家族の助けを受け入れることの大切さを実感しています。これは子育てだけでなく、糖尿病とともに生きる人生全般にとっても非常に大切なことです。

特に若いときに糖尿病と診断されると、診断されたのは本人だけでなく、親や兄弟姉妹を含む家族全体が診断されたように感じると思います。
ときには自分の病気であっても、自分がほかの人の負担になっていると感じるでしょう。
でも実際には、周囲の人たちはあなたを助けたいと思っていますし、手助けになるような方法があります。パートナーや友人や家族にできる簡単な手助けで、糖尿病とともに生きる人たちの生活は大きく変わります。

周囲の人たちができる簡単な手助けについて少しお話ししたいと思います。友達や家族や1型糖尿病とともに生きる人にも教えてください。

1型糖尿病とともに生きる人であれば、誰しも不意に低血糖を発症する場合があります。
パートナー、妻、ガールフレンド、ボーイフレンド、夫、母親、父親など、私たちを気づかってくれる周囲の人たちは、オレンジジュースなどを用意して低血糖に備えることができます。私の妻もそうしてくれています。自分を気づかってくれる人がそばにいてくれると安心できます。

血糖測定器を携帯し使い方を知ってもらうことも、私のような糖尿病とともに生きる人たちの自信につながります。親しい人に血糖測定器を携帯してもらって、数値の意味を知ってもらうとよいでしょう。

私の気分は血糖値次第で変わります。妻は私が落ち込んでいることを察知すると、それを上手に教えてくれます。私が気付くより先に妻が気付くこともよくあります。

1型糖尿病は子育てのように大変なことですが、特に周囲の人たちに支えてもらえれば、大きな満足感が得られるものです。

周囲の人たちは大抵あなたを助けたいと思っています。課題があるにもかかわらず、あなたが自分の夢を叶えるために、どのような形で助けてもらいたいか。いくつかのコツを周囲の人たちに伝えれば、周囲の人たちの人生も楽になるでしょう。周囲の人たちも人生の課題に対して、あなたを助けることができると知ると、パワーとインスピレーションを感じて励みになるでしょう。

一人で悩まずに思い切って必要な助けを求め、どうやって助けてもらいたいかを親しい人たちに伝えましょう。

[字幕テキスト]

パートナーや家族は糖尿病とともに生きる人をどうサポートできるか?
1. キャンディーや血糖値を上げにくい食品を常に携帯する
2. 血糖値を確認する方法を理解する
3. 気分が血糖値に左右されることを認識する
4. 糖尿病の管理が大変なときでも励ます

 

[英語テキスト]

Konichiwa. It's Justin Morris here. I'm back in the USA this month where we're about to approach the first birthday of our son, Bruny.

Being a parent for this past year has really been one of the most amazing and rewarding experiences in my life so far. But as with anything that's been worthwhile in life, it has not been possible alone. This experience has really highlighted to me how important it is to embrace the help of other people in life, whether it's from your partner, from your friends, or from the rest of your family. This is especially important not just for being a parent but life with diabetes in general.

I think, often, especially if you're diagnosed at a young age, it can feel like not just you who are diagnosed, but the entire family, especially your parents and maybe siblings.

So, sometimes, it can feel like, hey, this is my disease, I'm a burden on other people. But often, actually, other people want to help you, and there are some ways where, if you are a partner or a friend or a family member of someone with diabetes, there are a few simple things you can do and have a really big effect on the life of the person with diabetes.

I wanted to chat a bit about a few of these simple steps you might be able to take, or you can share with your friends, family, or loved ones who have type 1 diabetes.

The odd hypoglycemia episode happens to all of us with type 1 diabetes. People who care for us, if they're around us a lot, like a partner, a wife, a girlfriend, a boyfriend, a husband, a mother or a father, if they're prepared for some kind of hypoglycemia, with something like orange juice, which my wife always keeps around, then we can rest assured that we're going be in safe hands if we're around the people that care for us.

Carrying and knowing how to use a blood glucose testing machine is also very confidence inspiring for people like me who live with diabetes. Maybe you can ask someone that's close to you to carry with them a blood glucose testing machine and know a bit about what the numbers mean.

My moods can fluctuate with my blood sugar levels. My wife is really good at pointing out to me when she senses that I'm going low. Quite often, she will know before I even know.

Type 1 diabetes, like parenting, can be hard work, but it can also be very rewarding, especially if you have the support of the people around you.

More often than not, the people around you really want to help you. So, if you can give them a few tips about how they can help you the most to achieve your dreams despite this extra challenge in your life, it will make life easier not just for you but also for the people around you. They often will feel empowered and inspired and encouraged to know that they can help you with this challenge in your life.

So, I encourage you to get out there, ask for some help if you need it, and give some of these tips to those people who are closest to you.

ジャスティン モリス氏 略歴:

10歳で1型糖尿病と診断されたジャスティンさんは、人生の夢と目標を見失いかけていましたが、糖尿病対策を目的に自転車競技を始め、プロのサイクリストの道へ進むきっかけにもなりました。ロードレースのプロサイクリストとして5年間を過ごし、競技と糖尿病のコントロールを両立させながら世界の5大陸を転戦しました。その間の競技生活から多くのことを学び、競技の中でも外でも困難に対処していく経験と知恵が身に付いたと語っています。

その後、プロ選手を引退してオーストラリアのマッコーリー大学を2015年に卒業し、心理学と教育学の学位を取得しました。大学在学中には、学業だけでなくスポーツ競技でも優れた成績を収めた学生に贈られる「ブルース・アワード」を授与されました。現在もチームSubaru-marathonMTB.comに所属してマウンテンバイクのマルチデー自転車レースに出場しており、変わらぬ健脚ぶりを発揮しています。クロコダイル・トロフィー、シンプソン・デザート・バイク・チャレンジ、パイオニア・イン・ニュージーランド、モンゴル・バイク・チャレンジの各レースで表彰台入賞を果たしています。

2011年からは、自転車競技経験をもとにした情報発信を開始しました。希望と力を与え、逆境を克服するメッセージを世界中の人々に発信し続けています。

連絡先:

Twitter: @JustinMorrisTT1
Instagram: @justinmorrismdog
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/justin-morris-3a71b4a7/www.mindmatterscoach.com

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