チーム ノボ ノルディスクが2021年のプロ所属選手17名を発表
2021年は私たちが目標にしてきた年であり、糖尿病とともに生きる人々にとって命に等しいインスリンの100周年を世界的規模で祝えることは、私たちにとって大変誇らしく光栄なことです。私たちは自分たちの役割が小さなものだと考えていません。命を救う発明、すなわちインスリンで糖尿病をコントロールすれば何が可能になるのかを世界に証明し続けてまいります。
-フィル サザーランド (チーム ノボ ノルディスクCEO 兼 共同設立者)
チームの第9シーズンに向けてプロ選手名簿に新人選手2名を追加
概要
世界初の全員が糖尿病とともに生きるプロサイクリングチーム「チーム ノボ ノルディスク」が、育成チームから昇格した新しい契約選手2名を含む、12カ国17名の選手からなる2021年度プロ選手を発表しました。
2020年は世界にとって前例のない1年となりましたが、チーム ノボ ノルディスクは糖尿病とともに生きる人々にとって命を意味するインスリンの発見から100周年を祝う2021年に力を注いでいます。この年間を通じての祝祭は、チーム ノボ ノルディスクのタイトルスポンサーであり、1923年の創業当初から革新的な医薬品を先駆的に開発して糖尿病を克服するためにたゆまぬ努力を続けるノボ ノルディスクにとって、とりわけ大きな意義を持ちます。
チーム ノボ ノルディスクのCEO 兼 共同設立者であるフィル サザーランド氏は次のように述べています。「新型コロナウイルス感染症を別にすれば、2020年はとても素晴らしい年でした。私たちの組織にとって最大の出来事は、ノボ ノルディスクが2023年まで私たちとのパートナーシップを延長したことです。素晴らしいパートナーを得て、糖尿病を克服する活動を継続できることを誇りに思います。チーム史上最大のタレントIDキャンプをはじめ、私たちの人材育成活動は極めて順調に進捗しています。育成チームにとっては成長と成功の年でしたし、プロチームは自信を高めることができました。」
チーム ノボ ノルディスクのアスリートは皆、糖尿病を持ちながらレースをしています。このユニークな特長を持つチームは家族のようなもので、多くの選手がプロとしてのキャリア全体をチームとともに過ごしています。
新型コロナウイルス感染症のため、昨年、チーム ノボ ノルディスクがレースをした日は12回のレースでわずか40日でした。早くも2021年に焦点を定め、育成チームの新人選手であるルーカス ドージュ選手 (フランス) ならびにローガン フィッペン選手 (アメリカ) と契約し、ベテランのダヴィ ロサーノ選手 (スペイン) 、アンドレア ペロン選手 (イタリア) 、シャルル プラネ選手、そして2019年にチームに加わった元ハンガリーチャンピオンのペーテル クストル選手との契約延長に向け、動き出しました。
チーム ノボ ノルディスクのジェネラルマネージャであるヴァシリ ダヴィデンコ氏は次のように述べています。「困難かつ異様でストレスの多い年でしたが、糖尿病コミュニティの頼もしいアンバサダーとして組織全体が強化されたように感じます。私たちは昨年、メンバー全員の安全確保に注意を払いながら、糖尿病とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援するというチームのミッションを共有し続けるためのユニークな方法を考案しました。この大変な時期にも主要なスポンサーの方々が皆、私たちに寄り添い続けてくださっていることを誇りに思います。皆さまには心より感謝しております。2021年を迎えようとしている今このとき、レースが安定してできるようになることを願っています!」
チーム ノボ ノルディスクは移動制限が実施される前に、インターナショナルロードスツアーで数々のトップ10入りを果たして2020年度シーズンをスタートさせました。その後レース中断の時期を経て、シルクイト・デ・ゲチョで7位というプラネ選手の成績でレース復帰を果たしました。8月下旬にはロサーノ選手がツール・ド・ハンガリーの複数ステージでキング・オブ・マウンテンのジャージを身にまといました。
サザーランド氏は次のように説明しています。「ギリシャでは3名の選手がトップ10入りを果たして堅調なスタートを切りました。ロックダウン後のスペインでは、プラネ選手がトップ10で見事に復帰しました。個人的には、ツール・ド・ハンガリーでのチームの活躍が今年最大の見ものだったと思います。タイブレークで最終ステージでは失いましたが、ロサーノ選手の赤いジャージを守るため、みんな力を出しきりました。このチームの情熱とハングリー精神が私の誇りです。」
2021年の鍵を握るのはポジティブな精神。この節目となる年は、チームと世界の糖尿病コミュニティにとってどのような年になるでしょうか。
サザーランド氏は次のように述べています。「2021年は私たちが目標にしてきた年であり、糖尿病とともに生きる人々にとって命に等しいインスリンの100周年を世界的規模で祝えることは、私たちにとって大変誇らしく光栄なことです。私たちは自分たちの役割が小さなものだと考えていません。命を救う発明、すなわちインスリンで糖尿病をコントロールすれば何が可能になるのかを世界に証明し続けてまいります。これを機会にプロジェクトの見える化をさらに進め、糖尿病の世界がどれくらい進歩しているかを示し、糖尿病とともに生きる次世代のヒーローたちの励みになれるよう頑張ります。」
2021年度の登録選手名簿
• ハミッシュ ビードル 出身国 ニュージーランド
• オリバー ベリンガー 出身国 スイス
• メディ ベンハムーダ 出身国 フランス
• サム ブランド 出身国 イギリス
• ステファン クランシー 出身国 アイルランド
• ルーカス ドージュ 出身国 フランス
• ゲルト デ カイザー 出身国 オランダ
• ヨーナス ヘンッタラ 出身国 フィンランド
• デクラン アーバイン 出身国 オーストラリア
• ブライアン カムストラ 出身国 オランダ
• ペーテル クストル 出身国 ハンガリー
• ダヴィ ロサーノ 出身国 スペイン
• サム マンディ 出身国 オーストラリア
• アンドレア ペロン 出身国 イタリア
• ローガン フィッペン 出身国 アメリカ
• シャルル プラネ 出身国 フランス
• ウンベルト ポリ 出身国 イタリア
チーム ノボ ノルディスクについて
チーム ノボ ノルディスクは、世界初の全員が糖尿病とともに生きるプロサイクリングチームです。2012年、チームのCEO 兼 共同創設者のフィル サザーランド氏とグローバルヘルスケア企業のノボ ノルディスクは、糖尿病とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを応援するという共通のミッションに基づき、チーム ノボ ノルディスクを創設しました。詳しい情報については、こちら (英文) をご覧ください
※この内容は、2020年12月18日にチーム ノボ ノルディスクのウェブサイトへ掲載された記事の翻訳版です。
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