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Blueprint for Change Programme 2021:糖尿病治療の過去・現在・未来

今回から10回にわたり、インスリン発見100周年を記念してノボ ノルディスクが発行した「Blueprint for Change Programme 2021」の内容をご紹介します。

「Blueprint for Change Programme」とは


タイトルにもある「Blueprint」は日本語で「青写真」と訳され、設計図の複写に使用されていたことから転じて「将来計画」「完成予想図」という意味を持ちます。

過去100年間で、糖尿病への理解は大きく進展し、今日では糖尿病にはいくつかの種類があることや合併症のこと、糖尿病のある方は個別のケアと治療目標を必要とすることなどが知られています。

ノボ ノルディスクも1923年の創業以来、糖尿病のある方の健康状態と生活の質向上に取り組み、変革を推進し、糖尿病を克服するため邁進してきました。

今回ノボ ノルディスクが発行した「Blueprint for Change Programme 2021」では、糖尿病にまつわるこれからの「将来計画」だけではなく、そこにつながる過去の記録などを総合的にまとめ、紹介しています。

 

「Blueprint for Change Programme 2021」の目的

この「Blueprint for Change Programme 2021」は、糖尿病の理解の進展と治療薬のイノベーションが、糖尿病とともに生きる多くの方の生活をどのように変えたのかを探り、これまでの重要な進歩の道筋を指し示すことで、全ての糖尿病のある方が充実した人生を送ることができる、輝かしい未来の方向性を示すことを目的としています。

「Blueprint for Change Programme 2021」は、今日の関連資料および歴史的記録の再調査に基づいて作成され、インスリン製剤と糖尿病の歴史だけでなく、現在の糖尿病の課題について多くの経験と知見を有する医療専門家やその他のステークホルダから構成されるノボ ノルディスクの「Disease Experience Expert Panels (DEEPs)」 のメンバーから収集した情報を元に構成しています。

 

ノボ ノルディスクが目指すものとは

ノボ ノルディスクが目指すのは、糖尿病やその他の慢性疾患の克服です。そのために、今日までいくつものイノベーションを生み出してきました。

例えば、「治療薬」のイノベーションがあります。これにより、インスリン依存状態の糖尿病のある方にとって不安の種であった、体重増加や高い低血糖リスクなどの副作用の不安が軽減され、患者さんの生活に変化をもたらしました。

また、「治療」そのものも進化しています。糖尿病の治療には、患者さんの積極的な参画が不可欠であり、それをサポートする総合的なチームアプローチが必要となります。

その他、「デバイス」のイノベーションにより、インスリン製剤の投与と糖尿病管理が容易になりました。

このようにインスリン製剤と糖尿病治療は著しい進化を遂げています。しかし、まだまだ私たちができることは数多く存在しており、糖尿病が依然として人々と社会にもたらす大きな課題に対処するには継続的なイノベーションが不可欠です。より良い未来に向かって、私たちのチャレンジは続きます。

次回以降の連載では、今回ご紹介したイノベーションの詳細や、糖尿病を取り巻く課題などについてご紹介いたします。

「Blueprint for Change Programme 2021」全文はこちらからご覧ください。

 

糖尿病治療のイノベーション~Blueprint for Change~

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