Blueprint for Change Programme 2021：治療薬以外におけるノボ ノルディスクのリーダーシップ

インスリン発見100周年を記念してノボ ノルディスクが発行した「Blueprint for Change Programme 2021」より、今回は「治療薬以外におけるノボ ノルディスクのリーダーシップ」についてご紹介します。

世界中で深刻化している糖尿病の脅威に正しく向きあい、多くの課題について対処していくには、治療薬だけを考えればよいわけではありません。糖尿病に関する基本的な教育や偏見からの擁護を考えることは勿論、近隣地域や都市、国などの構造的、組織的な変化が必要です。

ノボ ノルディスクは、糖尿病における課題について患者さんの視点を大切にするということを、国内および国際的なプラットフォームの中で推進してきました。さらに、一連の事業のあらゆる側面において、患者さん中心の考え方を組み込んできた長い歴史があります。この考え方は、持続可能なビジネスを行う上で掲げる指針「ノボ ノルディスク ウェイ」に根ざしたものです。

これは、自分たちが何者であり、どのように働くのか、何を目指しているのかというような方向性を示しています。つまり、従業員どうしの約束でもあり、ノボ ノルディスクの製品を必要としている世界中の患者さんとの間に交わす約束でもあるのです。

財政的な負担が理由で適切な医療にアクセスできない国々では、深刻な合併症を発症して健康被害をもたらすことも少なくありません。また、糖尿病のある方が抱える困難は、経済面にとどまらず病気によるハンディキャップや人道的な危機などさまざまです。

そこでノボ ノルディスクはこれらの困難について対処し、社会全体が糖尿病を克服できるようにするために、次のようなさまざまな活動を行っています。

・「世界糖尿病財団」

発展途上国における糖尿病ケアのアクセスを拡大することを目的に、ノボ ノルディスクが設立しました。

・「チーム ノボ ノルディスク」

糖尿病とともに生きる人々を元気づけ、治療に積極的に取り組み、それぞれの人生の目標に向けて生きていくことを使命をとしたチームです。選手全員が糖尿病とともに生きるプロサイクリストで構成された世界初のプロサイクリングチームは、患者さんにとって希望と勇気を与えます。

・「人道支援パートナーシップ」

人道的危機における糖尿病ケアへのアクセスを改善するために連携して取り組んでいます。

・「Cities Changing Diabetes (都市に蔓延する糖尿病の克服)」

世界中の都市において100以上のパートナーと連携し、糖尿病と肥満症の予防を推進するための研究を実施し、政策への提言を行っています。

・「インスリン アクセス コミットメント」

低所得国の政府や選ばれた人道的支援組織に対して、低価格のヒトインスリン製剤を提供しています。

・「Changing Diabetes^® in Children (糖尿病の子供たちの未来を変える)」

特定の低中所得国の1型糖尿病のある子供たちに、ヒトインスリン製剤の無償提供を含む治療へのアクセスを提供するためのプログラムです。

これらの活動に継続的に取り組むためには、あらゆるレベルで変化を推進するための投資が欠かせません。そして大切なのは薬剤の開発や提供に偏ることなく、その背景にあるさまざまな課題に対処できる大きな視点を持ち、サステナブルな活動においてもリードすることです。

1923年にデンマーク人の創業者たちが糖尿病の変革を推進するための旅を始めました。そして現在もなお、ノボ ノルディスクは糖尿病やその他の深刻な慢性疾患を克服するための変革について、治療薬を超えた具体的な活動を推進しているのです。

「Blueprint for Change Programme 2021」全文はこちらからご覧ください。