これまでご愛顧いただきました「ノボケアSmile」は、この度、「ノボケアCircle(サークル)」として生まれ変わりました。
思い起こしますと、1991年に、インスリン治療に特に焦点を当てた「のぼぺんFriends」という命名で創刊されたA4サイズの冊子から端を発して
います。1994年には現在の形の「ノボケアFriends」になり、そして2004年には「ノボケアSmile」としてリニューアルし、継続されてきま
した。20年以上に渡って皆様のご愛顧のもとに育ってきました冊子ですが、2012年からは、「ノボケアCircle」として生まれ変わります。
Circleと聞くと、皆様は、ブルーサークルのサークルを連想されることでしょう。そうです。同じサークルです。ブルーサークルの名前の由来は、その
当時、国際糖尿病連合の次期会長であったマーチン・シリンク先生から、皆で団結して糖尿病に共に戦うというunite for
Diabetesキャンペーンのシンボルマークとしてブルーサークルを作った。ブルーは青い空のように患者さんに澄んだ気持ちを持って明るい明日に向かっ
て糖尿病と戦う、希望をつなぐという気持ちを込めて、ブルーにしたとお聞きしたことがあります。
「ノボケアCircle」にも同じ思いが詰まっています。糖尿病治療する上での仲間、一緒に活動する、同じ目的を持つ同志が集まる、サークル活動などの
思いを込めて、今回「ノボケアCircle」と命名されました。前の冊子「ノボケアSmile」の刊行目的の上にさらに一緒に団結して進もうという気持ち
を盛り込んで、「ノボケアCircle」を創刊しようという意気込みです。
インスリン治療を行っている患者さんに焦点を当てて編集されますが、一時的にインスリン治療になった患者さんや他の疾患でインスリン注射が必要な患者さ
ん、今後継続してほぼ一生注射治療が必要な患者さんまで、幅広く、読んで頂けるよう、そして、読みやすく、内容を吟味してまいります。
御意見をお聞かせ頂ければ幸甚です。
2012年4月吉日
東京女子医科大学糖尿病センター
センター長 内潟 安子
監修 内潟 安子 [創刊によせて
]
東京女子医科大学
東医療センター 病院長
編集協力
岩﨑 直子、尾形 真規子、北野 滋彦、中神 朋子、馬場園 哲也、廣瀬 晶、福嶋 はるみ、三浦 順之助、柳澤 慶香
(東京女子医科大学糖尿病センター)
アイウエオ順
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